全世界の皆様
おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
ジュエルミキのTAKUROです。
昨日はものすごい雨が降ったのですが、
今日は晴れていて、
昨日の雨があってからか、
ジメッとした気持ち悪い日になっています。
今日も頑張っていきましょう!
さて。
昨日に引き続き、
指輪ができる工程について書きますね!
でしたので今日は、
鍛造(たんぞう【型鍛造・自由鍛造】)
について書きます。
鍛造
これは読んで字のごとく、
鍛えて造る
という造り方です。
鍛造の造り方にはさらに
①機械のプレスによって行う「型鍛造」
②完全に職人の手作業による「自由鍛造」
という、大きく2つの方法に分かれます。
型鍛造の工程
①打ち抜き
素材に何度も圧力を加え、
板状に鍛造された金属板をプレス機でドーナツ状に打ち抜く。
(ワッシャーのような状態になる。)
②成型鍛造
打ち抜いた素材を叩いて圧力をかけていく。
ドーナツ状に抜かれた地金(ゴールドやプラチナ)
の内側の円周を外向きに広げ、
外側の円周を内向きにすぼめるようにして、
厚みを出して立体にしていく。
最終的にはサイズに合わせた円筒の形になるまで
加圧して指輪を作る。
③調整
幅や厚みを均等に整え、表面の研磨などの仕上げをする。
ここまでで指輪の原型ができあがる。
ここで出来上がった原型の表面に、
ラインを入れたり、つや消しをしたりしていく。
型鍛造はプレス機を使い、工程の全てを機械で行うので、
短時間で大量に生産が可能。
自由鍛造の工程
①地金を作る
素材になる金属棒に充分な熱を加えて、ハンマーで叩き伸ばして地金を作る。
ペアリングの場合は、1本の長い「共地金」を作り、
それぞれのサイズに合わせて2本に切り分ける。
②成形
地金をハンマーで叩いて鍛えながら広げてカーブをつけて、
指輪状に整えていく。同時にサイズや指輪の幅も調整していく。
③共付け・仕上げ
指輪状に整えた地金の両端に熱を加えて圧着接合(共付け)し、一本の輪にする。
その後は熱を加えず、ハンマーで叩いて地金を鍛えながら、厚みや幅を均等に整える。
最後に内甲丸や彫刻、表面加工などの仕上げを行い、表面を磨き上げて完成。
と、こんな感じで造っていきます。
鋳造とは全く違った方法で造っていきます。
一般的には、鍛造で造った方が
耐久性がある
と言われています。
ジュエルミキにも鍛造の指輪があります。
もちろん、ずっと使えることを考えて、
自信を持ってお勧めしている指輪です。
ぜひ一度、ご覧になられてみてくださいね!
次回は、
鋳造と鍛造、どっちがいいの?
というお話をしますね!
それではまた!